BD戦士あやうし!朝倉未来「日本人全員負ける」元UFCファイターら4人の強さとは=12.8フェザー級T
12月8日(日)に開催される『BreakingDown 14』では、8人制のフェザー級ワンデートーナメントを行い、日本人ではBDバンタム級王者・井原良太郎やBDライト級王者NAO、キック無敗YURAや細川一颯と、4人のBD”最強メンバー”が出場する。 しかし海外勢からは元UFC、ONEファイターの肩書を持つ「現役」ファイター4人が参戦。朝倉未来も「日本人全員負ける」と言い放つ強者たちだ。特に井原の相手タイソン・ナムはUFCで3勝している強打者で、彼を優勝候補に挙げるBDメンバーも多い。 【フォト&動画】王者・井原の相手が一撃KO勝利!他の3人もそれぞれ”失神”勝利の瞬間 22日にYouTube公開されたBD14オーディションのvol.5動画では、朝倉未来が「過去最強で全員ストライカー」と海外勢を紹介。海も「結構厳しいんじゃないかな、勝ったら逆に凄い」と語る。1回戦では日本vs海外となり未来は「準決勝から日本人全員出てこない可能性ある」と言う。 まず井原の相手は、昨年までUFCで戦い、UFCフライ級で3勝5敗の経歴を持つタイソン・ナム(41=米国)。リリース後の今年3月、7月とバンタム級で2連続初回KO勝利している強打者だ。 UFC時代にはセルジオ・ペティスやカイ・カラフランスといった上位ランカーとも判定まで持ち込んでいる。また12年、当時のベラトール王者にKO勝利。17年にはUFC外での試合だが、後のUFC上位ランカーもKOしている。MMA戦績は23勝(15KO 1S)14敗1分。 オーディションでは井原と接近すると、一瞬で倒してしまった。 井原の動画では、舞杞維沙耶や瓜田純士もナムを優勝候補、最強に挙げている。 次にYURAの相手は、ONE戦士のピーター・ダネソ(24=タイ)。ONEでは1勝2敗だが、直近の1勝はKO勝利。ムエタイをベースとし、今どきのムエタイ戦士らしくアグレッシブなタイプ、高いKO率を持っている。昨年8月にはロード・トゥ・UFC2回戦に勝ち上がるも、一本負けしている。 主にフライ級で活躍し、MMA戦績は7勝(4KO 3S)3敗、ムエタイ戦績は本人のSNSによれば19勝(15KO)3敗。タイMMA団体『Legends FC』の王者経験も持つ。 また細川の相手アラン・ベゴッソ(29=ブラジル)は、米国大手『LFA』バンタム級で活躍。朝倉海の8月のタイ修行や、直前のJTTキャンプにも帯同している。海も「めちゃめちゃ強い」と太鼓判を押す。 スタンド、寝技とバランス良くデビューから7連勝。22年のUFC登竜門DWCSでは現在UFC4連勝している無敗ファイターに判定負けしている。MMA戦績は8勝(3KO 3S)3敗1分。 最後にNAOの相手は、キャメロン・エルス(33=英国)で、UFCには2度出場しているがいずれもKO負け。柔術黒帯だが、MMA戦績の11勝(5kO 5S)6敗と、KO率も低くなく、特筆すべきはすべてのKO勝利が1R 秒殺ばかりというBD向きタイプだ。 13年には現在の英国UFCヒーロー、パディ・ピンブレットをチョークで秒殺勝利している。 直近戦は今年4月、地元イギリスの ケージ・ウォリアーズで判定勝利。 海いわく「本当に人とか●すタイプだから」と挑発しないよう釘を刺しており、キレやすい気質のようだ。 朝倉未来は井原のYouTubeで「予想すると、日本人全員負けると思う、一回戦で」と全滅を予言。日本人では「YURA君だけワンチャンあるかなと思ってたけど、YURA君の相手が一番強い」とONE戦士ダネソが最強とする。 BDのバンタム、フェザー、ライト級を代表する最強4人は、最強の外来種たちを退け優勝を勝ち取ることが出来るか。