宮本勝昌、前日からの首位守る「まずは、1番ティーにいい状態でいけるように」連覇へ足元見つめる 男子ゴルフ
◇19日 男子シニアゴルフ ファンケル・クラシック第2日(静岡県裾野市、裾野CC) 宮本勝昌(52)=シーミュージック=が69で回り、通算9アンダーで前日からの首位を守った。 大会連覇が懸かっている宮本は「(片山)晋呉が伸ばしてくるのは、分かっていた」と想定済みだった。片山から4組後ろの最終組でプレーし、1イーグル、3バーディー、2ボギー。ただ、好調をアピールするライバルとは対照的に調子はいまひとつで、「この状態で(第2日が)3アンダーだったのは上出来。ミスショットが続く時間帯がある。(解決策が)見つからないまま、ここまで来た」という。 ユーティリティーを多用する片山がアイアンを8番と9番しか入れていないのに対し、アイアンは3番からと好対照。報道陣の取材も、片山がいすに座って受けたのに対し、わざわざ立ち上がって応対した。 レギュラーツアーは12勝で片山に差をつけられたが、シニアではすでに5勝。昨季は賞金王になった。「ゴール(優勝)にたどり着ければ一番いいけれども、そこばかり見すぎてもうまくいかない。まずは、1番ティーにいい状態でいけるように」と足元を見つめた。
中日スポーツ