他球団移籍?それとも残留…?国内FA戦士の去就予想(5)中日・福谷のFA動向は…?
オフシーズンに突入している2024年のプロ野球。ストーブリーブ期間に大きな注目を集めるのが、フリーエージェント(FA)戦線だ。特に今オフは、7人もの選手が国内FA権を行使。FA市場の活発化が有力視されている。ここでは、今オフに国内FA権を行使した選手の去就を予想していきたい。
福谷浩司
・投打:右投右打 ・身長/体重:183cm/93kg ・生年月日:1991年1月9日 ・経歴:愛知・横須賀高 - 慶応大 ・ドラフト:2012年ドラフト1位 あらゆる起用法に応えてきた福谷浩司は、投手陣に課題を抱える東京ヤクルトスワローズへ移籍する可能性がありそうだ。 慶応大から2012年ドラフト1位で中日ドラゴンズに入団。中継ぎでキャリアをスタートさせ、プロ2年目の2014年には72試合登板、2勝4敗11セーブ32ホールド、防御率1.81とフル回転の活躍を見せた。 2020年には先発に転向し、14試合登板で8勝2敗、防御率2.64の好成績をマーク。低調な数字に終わるシーズンもあったが、先発、中継ぎと様々な役割で結果を残してきた。 今季は8試合登板(4先発)で3勝1敗1ホールド、防御率3.72の成績に。プロ12年目にして国内FA権を取得し、権利を行使した。 ヤクルトは、昨オフも山崎福也、石田健大の獲得に乗り出すなど、積極的にFA市場に参戦しており、補強ポイントにも合致している。 また、大学時代に神宮球場のマウンドを経験していることも、1つのアドバンテージとなりそうだ。 当然、中日へ残留の可能性も大いにあり、どのような去就になるか注目が集まる。
ベースボールチャンネル編集部