長野駅前商圏の今後は?知事・市長・東急会長が懇談 「楽しい街」にするための構想やアイデアの提案も【長野市】
■東急野本弘文会長 (カメラの多さを見て)「すごいですねこりゃ」 こちらも注目が集まっている、長野駅周辺の今後を担う動きです。 28日に県庁を訪れたのは、ながの東急百貨店の親会社・東急の野本弘文会長です。 来年秋には須坂市にイオンモールが開業し、長野市中心市街地の空洞化が懸念されています。そこで、県が東急グループに協力を求め、阿部守一知事、それに長野市の荻原健司市長も交えた初の三者懇談が実現しました。 ■阿部知事 「東急沿線の街づくりはある意味、日本全体の街づくりのモデルでもあると思っていますので」 ながの東急百貨店を巡っては、長野市吉田にある「東急ライフ」を来年3月に閉店し経営資源を集約させる計画が決まっています。 ■東急 野本弘文会長 「やはり人が集まって多くの人がそこに来ることが楽しいと思ってもらえれば自然に商業も発展するし色んな素材も生まれてくる」 野本会長は市街地を視察した上で、「楽しい街」にするための構想やアイデアを提案したといいます。 ■東急 野本弘文会長 「(Qアイデアの具体的なもの会議で出たものは?)それはね、これからの楽しみで」 ■長野市荻原市長 「こういう形(の懇談)をこれからも継続して、街づくり研究会のようなものがこれから出来ないか提案をしました」 長野駅前では2029年度に複合施設の開業が予定され、「もんぜんぷら座」は2031年度に取り壊しが始まる予定です。 長野市の「街づくり研究会」について、県や東急は前向きに検討するということです。