子どもに「恥ずかしいからベコベコの車で迎えに来ないで」と言われてしまいました。修理費用はどれほどになるでしょうか?
車のへこみやキズは小さなものだと見過ごしてしまいがちですが、実は車のへこみやキズを放置していると、思わぬ車のダメージに繋がることがあります。 この記事では、車にへこみやキズができたときに、修理にどのくらいの費用がかかるのかを解説します。小さなへこみやキズを自分で直す方法についても解説するので、ぜひ参考にしてください。 ▼ガソリンスタンドで「タイヤが消耗していて交換しないと危険」と言われた! すぐに換えるべき? 交換時期の目安についても解説
へこみやキズを放置しているとどうなる?
車に長く乗っていると、ちょっとした不注意で車庫の角や電柱などにぶつけてしまうことがあります。よほど強くぶつけない限りは走行に影響が出ないため、小さなへこみやキズはつい放置してしまいがちです。 しかし、小さなへこみやキズも、放置してしまうと車の劣化に繋がることがあります。それは、車のへこみやキズによるダメージで車の塗装がはがれ、塗装の内側の部分が空気に触れることで錆が発生するからです。 一度発生した錆はどんどん広がっていくので、気づかないうちに車の内部を浸食し、劣化が大きく進んでいたということもあります。へこみやキズに気づいたら、その程度をよく確認して、できるだけ早く対処するようにしましょう。
自分でできる修理方法は?
車のへこみやキズを直すなら、専門の業者に依頼するのが一番です。もっとも、業者に依頼するのであれば相応の出費を覚悟しなければなりません。小さなへこみやキズ程度ならば、自分で直すのも一つの方法です。 ◆自分で車のへこみを直す方法 自分で車のへこみを直す方法として、専用の吸盤を使うという方法があります。ネットショップやカー用品店で売っており、へこんだ箇所にくっつけて引っ張ることで、へこみを改善します。ただし、へこんだ箇所が平らであることや、へこみが小さなものでなければ効果は薄いようです。 他にも熱湯をかけて、へこみの裏側から押し上げるという方法があります。しかし、これらの自分で行えるへこみの対処法は、下手をすれば状態を悪化させることもあるので慎重に行いましょう。 ◆自分で車のキズを直す方法 車のキズを自分で直すには、コンパウンドやワックス、スプレーやタッチペンを使うといった方法があります。これらの道具はカー用品店やネットショップで数多く販売されています。 コンパウンドはキズを磨いて目立たなくする研磨剤です。水にぬれれば消えるような小さなキズに用いることができます。もう少し大きなキズには、スプレーやタッチペンなどを使用しましょう。車のカラーに合ったものを用いることで、キズを目立たなくすることができます。 これらの方法はへこみのときと同様に、自分で対処できる程度のキズに限ります。キズが塗装の下にまで達するような深いキズや大きなキズは、専門の業者に依頼してきちんと修理してもらうようにしましょう。