ヘディングシュートを放つ武藤嘉紀

【明治安田J1リーグ】ヴィッセル神戸 3－0 湘南ベルマーレ（12月8日/ノエビアスタジアム神戸） 【映像】武藤嘉紀の「怪物級ヘディング」 　ヴィッセル神戸のFW武藤嘉紀のヘディングシュートが話題だ。12月8日のJ1リーグ最終節で、勝てば優勝が決まる神戸は湘南ベルマーレを相手にキックオフ直後から猛攻を仕掛ける。そして迎えた26分、待望の瞬間が訪れた。 　右サイドからDF酒井高徳が左足で上げたクロスを、ボックス内で武藤が大ジャンプからヘディング。強烈なシュートは枠内へ飛び、湘南GK上福元直人がギリギリで触ったものの、そのこぼれ球をFW宮代大聖が押し込んだ。 　先制点の起点となった武藤のヘディングについて、解説を務めた林陵平氏は「クロスボールに対しての武藤のヘディングの強さですよね。（クロスの）ボールスピードがあまり速くないので、首の強さがないと持っていけないです」とコメント。元ストライカーならではの分析で、武藤が放ったヘディングシュートの凄さについて解説していた。 　また視聴者も、「首強すぎるだろ！」「あのヘディングは痺れた！」「ヘディングで勝負あり」「首の筋力どうなってんのw」「武藤ヘディング強ぇ」「ヘディングえぐw」と、日本人離れした強烈なヘディングシュートに大興奮の様子だった。 　この先制点でさらにギアを上げた神戸は、43分に武藤、70分にMF扇原貴宏が追加点を奪い3－0で完勝。クラブ史上初となるJ1リーグ連覇を成し遂げた。 　試合後のフラッシュインタビューで武藤は、「支えてくださったファン・サポーターの皆さんのおかげで、ヴィッセルで連覇できて本当に幸せです。苦しい思いもしましたが、なにひとつ妥協することなく全てをサッカーに捧げた結果だと思うので嬉しいです」と喜びを噛み締めた。 （ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ）