混雑解消に効果は?市電で新型車両が24日から運行 “ラッシュ時に乗車を見送る人なく” 今後検証へ
熊本放送
熊本市電の通勤・通学ラッシュの混雑解消などのため新たに導入された新型車両の営業運行が始まりました。 【写真を見る】混雑解消に効果は?市電で新型車両が24日から運行 “ラッシュ時に乗車を見送る人なく” 今後検証へ 11月24日から運行が始まった、熊本市電の新型車両「2400系」。熊本城をイメージした車体は、全長21mで、定員は従来の車両の約1.5倍となる112人。路面電車としては九州で最大の車両です。 23日の出発式で熊本市の大西市長は混雑解消へ期待を寄せました。 熊本市 大西一史市長「新型車両の導入が熊本市の公共交通における新たな発展の一歩となるよう切に願いながら、来年度以降も計画的に導入を進めていく」 初の平日運行となったきょう(25日)、新水前寺駅前電停を取材すると、ラッシュ時に満員で乗車を見送った人はいませんでした。 市交通局によりますと、始発の健軍町電停では、ピークの午前8時前、定員に近い利用客がいたものの乗れなかった人はおらず、ダイヤに大きな乱れもなかったとしています。 観光客「(きのうは)古そうな車両に乗ったんですけどそれと比べるとすごく静かでした」 現在のところ、2編成が導入されている新型車両。市交通局は今後、混雑解消に効果が出ているかどうか、検証を進める方針です。
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