触手に強い毒! 沖縄・北谷町の海岸にカツオノエボシ 町が注意喚起「見つけても触らないで」
沖縄県北谷町の海岸で猛毒を持つカツオノエボシ(電気クラゲ)が相次いで確認され、町は公式ホームページ(HP)やLINE(ライン)で注意を呼びかけている。8日までに被害の報告はない。 映える沖縄のビーチ 青色の正体は昔は食べた有毒生物 町によると、カツオノエボシは7日以降、アラハビーチ、サンセットビーチ、砂辺海岸でそれぞれ確認された。青い気胞体に長い触手が垂れ下がっているのが特徴で、刺されると電気が走ったような痛みを伴う。県の公式HPによると、刺された場合は海水で洗い流し、氷や冷水で冷やすのが有効。刺胞を刺激するため、酢を使ってはいけないとしている。 海水浴シーズンではないものの、各ビーチでは砂浜などを歩く地元住民や観光客が多い。砂辺海岸付近はサーフィンやダイビングの人気スポットで、通年で遊泳者が訪れる。町の担当者は「触手には強い毒があるため大変危険。見つけても触らないでほしい」と注意喚起した。(中部報道部・比嘉大熙)