「古いデジカメ」の市場価格が1年で約20倍に!Z世代がハマるオールドコンデジのノイジーな魅力
コンデジブームの発端はこの機種から!
■キヤノン『IXY DIGITAL 510 IS』キヤノン『IXY DIGITAL 510 IS』 2万4200円(店頭参考価格) 2009年発売、1210万画素。「ブームの発端となった海外の方が使っていたのが、この『IXY』シリーズだったそうです。キヤノンはコンデジが強いメーカーで、元々定価が高く、写りがいいのが特徴です」(「2nd BASE」三村さん。以下同)
ピントの甘さが「エモさ」を引き出す
■パナソニック『LUMIX DMC-FX07』パナソニック『LUMIX DMC-FX07』パナソニック『LUMIX DMC-FX07』 1万8700円(店頭参考価格) 2006年発売、720万有効画素。「このシリーズは個人的に少し写りが甘いのが特徴だと思っています。ブームになっているからこそ、逆にパキッと写らない感じがちょうどいいと思います」
発色の良さはフィルムメーカーならでは
■富士フイルム『FinePix JV100』富士フイルム『FinePix JV100』富士フイルム『FinePix JV100』 1万8700円(店頭参考価格) 2010年発売、1220万有効画素。「富士フイルムは元々フィルムメーカーなので、色の研究が発達しています。色にこだわる方はコンデジも富士フイルムを選ぶのがおすすめですね」
〝ニューウェーブコンデジ〟も今の気分
■コダック『PIXPRO FZ55』コダック『PIXPRO FZ55』 2万5200円(店頭参考価格) 2022年8月に発売されたコダック製のコンデジ。ブラックとレッドの2色を展開し、有効画素数は1635万画素。オールドコンデジと同じく、オートモードで撮影しても平成初期を連想させるような「エモい」写真が撮れると人気だ。 取材・文・撮影・編集/廣 健吾 ※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2024年8月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。
@DIME編集部