「最高のチームが勝った」マンC指揮官ペップ、完敗後にリバプールを称賛。“6”で応戦する場面も「全スタジアムが私をクビにしたがっている」
「You’re getting sacked in the morning」
現地時間12月1日に開催されたプレミアリーグ第13節で、ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティは、遠藤航が所属する首位のリバプールと敵地で対戦。0-2で敗れ、公式戦7試合未勝利となり、勝点差を11に広げられた。 【画像】リバプールファンに指で反撃するペップ 絶不調のシティは、立ち上がりから絶好調のリバプールに押し込まれ、12分にモハメド・サラーのクロスからコディ・ガクポに先制点を許す。 その後もピンチを迎えながら、なんとか0-1で折り返すと、後半は攻撃で良い形を作るも、同点弾は奪えない。すると、78分にPKからサラーに手痛い追加点を浴び、そのまま完封負けを喫した。 グアルディオラ監督は試合後、英公共放送『BBC』のインタビューに対応。「最高のチームが勝った。最初の10分から15分はほとんど止められず、本当に難しかった」と対戦相手を称えたうえで、状況打開に向けて次のように語った。 「選手たちは私を助けてくれるだろう。3、4か月前、私たちはプレミアリーグを制し、FAカップ決勝、チャンピオンズリーグ8強まで進んだ。100年前の話ではない。最近の話だ。(今季の)初めからの状況は、色々な理由で難しかった。選手たちがクラブと私のために物事を成し遂げたいと思っているのは知っている。それを好転させ、試合に勝たなければならない。目標は次の試合に勝って、一歩一歩進んでいくことだ」 リバプールのファンからは、「You’re getting sacked in the morning(朝にはクビだ)」というチャントが飛んだ。それに対し、不敵な笑みを浮かべながら指で「6」を示し、就任8年で6度プレミアリーグ制覇している事実を誇示していた稀代の名将は、「全てのスタジアムが私をクビにしたがっている」とも口にした。 一刻も早く負の連鎖を断ち切り、再び常勝軍団として道のりを歩めるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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