大谷翔平が手術後初の実戦形式で豪快な一発 エンゼルス・ネビン前監督も見守る
メジャーリーグ、ドジャースの大谷翔平選手が右肘の手術後初の実戦形式の打撃練習となるライブBPに登場。実戦形式で打席に立つのは去年9月に右脇腹を痛めて以来、およそ5か月ぶりとなりました。 【画像】キャンプで笑顔を見せる大谷翔平選手とテオスカー・ヘルナンデス選手 この日は野手の全体練習に参加することなく室内で準備を行っていた大谷選手。ライブBPが開始される時間に現れるとダッグアウトにはエンゼルスの前監督ネビン氏の姿もあり、通訳なしで会話し、時折笑顔を見せるなど久しぶりの再会を楽しんでいました。 ネビン前監督も見守る中、大谷選手は、右肘にサポーターを着け打席へ。1打席は広島に所属していた右腕ブレイジャー投手と対戦。その1球目、ブレイジャー投手がまさかのけん制球、大谷選手も思わず笑ってしまいます。その後はバットを振ることなく球筋を確認しフォアボールを選びました。 続く第2打席、初球を強振するも右膝付近へ自打球。大谷選手も思わず「あいっ」と声を上げ天を見つめました。その後追い込まれると、5球目のインコースのスライダーで空振り三振に打ち取られました。 それでも第3打席、豪快な一発が飛び出します。フルカウントからの6球目、真ん中に来たボールをはじき返すとライナー性の打球はバックスクリーンの右に飛び込むホームラン。観客からは拍手と歓声が上がり、大谷選手が放ったホームランボールは、ファンがすぐさま取りにいき、喜びの表情を見せました。 ホームランを放った大谷選手ですが本人は首を傾げるなど納得のいくあたりでなかった様子。その後、打ち足りなかったのかロバーツ監督と話し合いケージに向かいました。