「2階にエアコンがない」など北海道で2200万円の注文住宅を建てた夫婦が語る後悔&満足点
注文住宅で満足したポイント
続いて、注文住宅で満足したポイントについてもお聞きしました。 ●満足したポイント1:キッチンが広い 「キッチンが広いので動きやすく、大きなカウンタースペースで調理や仕込みがしやすい」点を、満足ポイントとして挙げられました。 キッチンが広いと作業スペースが広くとれることがメリットですが、横幅が広すぎてしまうと作業効率が悪化する恐れがあります。 キッチンの最適な広さは部屋の大きさや使い方によっても変わるので、作業動線を考慮の上、キッチンメーカーのショールームなどで実際の寸法を事前に確認しておくことをおすすめします。 ●満足したポイント2:室内が明るい 「公園に面している方向に大きな窓を付けたので景色が良く、自然光が溢れて室内が明るい」という点も満足ポイントのひとつです。 大きな窓を付けるメリットには、 ・日当たりや風通しが良くなる ・開放感が出て部屋が広く感じる ・外の景色を楽しむことができる ことなどがありますが、窓は壁と比較して断熱性や気密性が劣るので、どうしても夏は暑く、冬は寒くなります。 したがって北海道などの寒冷地では、断熱性の高いサッシを採用することが不可欠となります。 ●満足したポイント3:湿気がこもりづらい 「風の通りやすい窓の配置を考えたので湿気がこもりづらく、夏場も比較的快適に過ごすことができる」とも語ります。 窓は配置によって採光量や風通しの良さ、外からの視線の通り方などが変わります。 したがって家の間取りを考える際には、窓の配置についても併せて考えることが大切です。 ●満足したポイント4:ペットに配慮した床材を選んだ 「ペットに配慮した床材を選んだので、ペットの爪痕や汚れが付きにくく、快適な空間を保てている」とも語ります。 犬や猫などのペットがいる場合には、滑りにくくて傷がつきにくいだけでなく、汚れやすい場所でも清潔に保ちやすくて、ペットが舐めても安心な床材を選ぶことが大切です。 ●満足したポイント5:衛生的で快適な空間を保てている 最後に挙げられたのは、「デザインよりも排水や換気のことを第一に考えた浴室なので、カビも生えず衛生的で快適な空間を保てている」という点。 近年の住宅は気密性や断熱性が高まっているので、特に湿気やかび菌がこもりやすい浴室には高い換気性能が求められます。