夏の沖縄“ビール旅”。出来たてホヤホヤのオリオンを飲んできた!
そのまま2階に上がるとオリオンビールの歴史が辿れる展示スペースやオリジナルグッズを取り扱うショップが見えてきます。レトロな商店の再現セットや歴代のボトル缶なども展示され、時間があればゆっくり巡るのもオススメ。さらに案内されて進むと、いよいよビール工場の見学です。
原料からびん詰めまで見学OK
ビールづくりは大きく分けて6つの工程からなります。原料を砕いて仕込み、発酵させてから貯酒タンクへ、濾過後はびん、缶、樽に詰めて出荷されます。
こちらが原料の展示コーナー。ホップや麦芽は匂いを嗅ぐことができ、原料独特の香りを知ることができます。
その原料の後ろには仕込室があります。仕込室の温度は40度ほどで熱気が立ち込め、ほのかに麦芽の香りが漂います。いわゆるここでビールの素「麦汁」ができあがるんですね。その香りとともに、だんだん喉が渇いてきました(笑)。
1500年分のビールを貯酒!?
できあがったビールの“素”・麦汁を、発酵タンクで酵母を加えて発酵させ、その後貯酒タンクに移し熟成させることでビールができあがります。その後、濾過を行いびんや缶に詰められて出荷されていきます。ちなみにこの発酵タンクの大きさは直径5メートル×高さ19m。1人が1日1缶(350ミリリットル)飲んだとして、1500年分のビールが詰まっています。
貯酒タンクのビールは「缶」「樽」「びん」に詰められて出荷。オリオンビールにおける出荷比率は、缶60%、樽30%、びん10%だそう。また、缶なら1分間で1200缶に詰めることができると言います。ビールの消費量ってとんでもないですね。
♀「う~~ん! 美味しい♡」 なんてあのコの声が聞こえてきそうなオリオン“生”ビール。出来たてホヤホヤは工場直結の「オリオンハッピーパーク」でしか飲めませんので、ビール好きの皆さん、同じくビール好きな彼女を連れて訪れてみては?