【ドラフト】四国IL徳島159キロ右腕・工藤泰成が阪神育成１位「最短で支配下に行けるよう」
＜プロ野球ドラフト会議＞◇24日 四国IL・徳島の最速159キロ右腕、工藤泰成投手（22）が阪神から育成1位で指名された。 【一覧】ドラフト会議2024／指名選手一覧 「ホッとしている。支配下で行きたいと思っていて落ち込んでいたけど、指名されると実感が湧いた」と白い歯をこぼした。東京国際大では指名漏れも経験。快速球に加え、スライダーやフォークなども操り、入団1年目の今年は最多勝を獲得した。阪神2軍は来年尼崎に移転し、よりスケールアップされる。目指すは明桜（秋田）時代は土を踏めなかった甲子園での活躍。「2軍にも力を入れている球団ですし、藤川球児監督が来たので本当に楽しみ。まずは最短で支配下に行けるように頑張ります」と力を込めた。 ◆工藤泰成（くどう・たいせい）2001年（平13）11月19日生まれ、秋田県秋田市出身。秋田東小3年から野球を始め、能代第一中では投手と遊撃手でプレー。明桜から東京国際大を経て24年から四国IL徳島入り。最速159キロを誇り、スライダー、カットボール、フォークなどを操る右腕。入団1年目の今年は最多勝を獲得。遠投125メートル。趣味はサウナ、登山。177センチ、82キロ。右投げ左打ち。
