【全国の活断層】地震発生確率「Sランク」はどの断層?そこに『能登半島地震の活断層』がないのはナゼ?南海トラフ巨大地震は70~80%の発生確率【海溝型地震】
山梨県と長野県 M7.6想定で発生確率14%~30%の活断層
〇中部地方・北陸地方など 富山県 砺波平野断層帯(東部)・呉羽山断層帯【7.0程度 0.04%~6%】 富山県 砺波平野断層帯・呉羽山断層帯(呉羽山断層帯)【7.2程度 ほぼ0%~5%】 石川県 森本・富樫断層帯【7.2程度 2%~8%】 山梨県と長野県 糸魚川-静岡構造線断層帯(北部区間)【7.7程度 0.009%~16%】 山梨県と長野県 糸魚川-静岡構造線断層帯(中北部区間)【7.6程度 14%~30%】 山梨県と長野県 糸魚川-静岡構造線断層帯(中南部区間)【7.4程度 0.9%~8%】 岐阜県 高山・大原断層帯(国府断層帯)【7.2程度 ほぼ0%~5%】 長野県と岐阜県 阿寺断層帯(主部/北部)【6.9程度 6%~11%】
大阪を貫く上町断層帯はM7.5想定 2~3%
〇近畿地方・四国地方 滋賀県 琵琶湖西岸断層帯(北部)【7.1程度 1%~3%】 京都府と奈良県 奈良盆地東縁断層帯【7.4程度 ほぼ0%~5%】 大阪府 上町断層帯【7.5程度 2%~3%】 兵庫県と奈良県と和歌山県 中央構造線断層帯(石鎚山脈北縁西部区間)【7.5程度 ほぼ0%~12%】 徳島県と愛媛県 中央構造線断層帯(石鎚山脈北縁西部区間)【7.5程度 ほぼ0%~12%】 〇中国地方 島根県 宍道(鹿島)断層【7.0程度かそれ以上 0.9%~6%】(ケース2) 島根県 弥栄断層【7.7程度 ほぼ0%~6%】 広島県と山口県 安芸灘断層帯【7.2程度 0.1%~10%】 山口県 菊川断層帯(中部区間)【7.6程度 0.1%~4%】 山口県 周防灘断層帯(周防灘断層帯主部区間)【7.6程度 2%~4%】
熊本県では地震発生確率16%の活断層も
〇九州・沖縄地方 福岡県 福智山断層帯【7.2程度 ほぼ0%~3%】 福岡県 警固断層帯(南東部)【7.2程度 0.3%~6%】 長崎県 雲仙断層群(南西部/北部)【7.3程度 ほぼ0%~4%】 熊本県 日奈久断層帯(八代海区間)【7.3程度 ほぼ0%~16%】 熊本県 日奈久断層帯(日奈久区間)【7.5程度 ほぼ0%~6%】 大分県 中央構造線断層帯(石鎚山脈北縁西部区間)【7.5程度 ほぼ0%~12%】大分県 周防灘断層帯(周防灘断層帯主部区間)【7.6程度 2%~4%】 活断層は、北海道から九州まで日本列島に網目のように広がっています。地震調査委は、発生確率値が小さいように見えても、「発生しないことを意味してはいない」と、注意を呼びかけています。過去を振り返って兵庫県南部地震は、直前の確率値が【0.02%~8%】。2016年の熊本地震も【ほぼ0%~0.9%】と、決して高くはありませんでした。