1K一人暮らしですが「エアコン」は何度がコスパ良いですか? 節約のため「18度」で厚着しています
エアコンを使用すれば快適に過ごせますが、どのぐらい電気代がかかるのかが気になる人は多いでしょう。そこで、本記事では1Kで1人暮らしする場合におけるエアコン使用時の電気代の目安や節約方法、コスパが良い適切な温度などについて解説していきます。
1人暮らしでのエアコンを使用するとどのくらいの電気代がかかる?
1人暮らしでエアコンを使用する際にどのくらいの電気代がかかるのかは、製品スペックや使用時間などによって異なります。一般的に、畳数表示が大きなエアコンは消費電力が大きくなるため、電気代が高くなる傾向です。 1Kの物件で1人暮らしをする場合は、6~10畳くらいのサイズのエアコンが備わっているケースが多いでしょう。大手メーカーにおけるエアコンの8畳モデルの消費電力を例に挙げると、冷房消費電力は約710W、暖房消費電力が約635Wとなっています。ここでは、この数値をもとにして1日に8時間エアコンを使用した場合の電気代を計算していきます。 ・エアコンの電気代の計算式 エアコンの電気代を求める計算式は、「電気代=消費電力(kW)×使用時間(時間)×料金単価(円/kWh)」です。料金単価(円/kWh)は、契約している電力会社やプランなどによって大きく異なりますが、ここでは公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が公表している新電力料金目安単価の「31円/kWh(税込)」を用いることとします。 ・冷房を使用した場合の電気代の目安 エアコンの冷房機能を1日8時間使用した場合の電気代は、約176円(0.71kW×8時間×31円/kWh)です。1ヶ月間(30日で計算)では、約5282円となります。 ・暖房を使用した場合の電気代の目安 エアコンの暖房機能を1日8時間使用した場合の電気代は、約157円(0.635kW×8時間×31円/kWh)です。1ヶ月間(30日で計算)では、約4724円となります。
コスパのよいエアコンの温度設定は何度?
エアコンは、温度設定が高すぎたり低すぎたりすると消費電力が増えるため電気代が高くなります。しかし、電気代を節約するために冷房や暖房の設定温度を控えめにしすぎると、健康を損ねるリスクがあるため、注意が必要です。万一、熱中症になったり風邪をひいたりしてしまうと病院代や薬代がかかることになり、余計な出費が増えてしまいかねません。 なお、政府は夏の冷房時の室温を28度、冬の暖房時の室温を20度にすることを推奨しています。エアコンを使用する際は、この温度を目安に設定するとよいでしょう。