ソラナのゲーム特化レイヤー2、ソニックが1200万ドルを調達
ゲームに特化したソラナのレイヤー2ブロックチェーンであるソニック(Sonic)は、1200万ドル(約18億6000万円、1ドル155円換算)を資金調達した。 プレスリリースによると、シリーズAラウンドはBITKRAFTが主導し、Galaxy InteractiveやBig Brain Holdingsなどの投資家が参加した。 この資金はソニックプロトコルの成長のための取り組みに使用される予定だとされている。同プロトコルは「サンドボックス環境、カスタマイズ可能なゲームの基本要素、拡張可能なデータ型など、ソラナでのゲーム開発と実行のために特別に設計された組み込みメカニズムを備え、最速のオンチェーンゲーム体験を誇る」ようになるという。 ソニックは、クリス・ジュー(Chris Zhu)CEO氏が率いる設立2年のインフラ企業Mirror World Labsによって構築された。ジュー氏のLinkedInのプロフィールによると、ジュー氏は2020年にニューヨーク大学で学士号を取得し、動画共有プラットフォームTikTokの親会社であるバイトダンス(ByteDance)で勤務していた。 BITKRAFTのプリンシパルを務めるジャスティン・スワート(Justin Swart)氏はプレスリリースで、「ソニックのソラナ仮想マシン(SVM)が、ソラナエコシステム内でゲームを構築したいゲームスタジオにとって最適な場所になると期待している」と述べた。 プレスリリースによると、今回の資金調達は2022年の400万ドル規模のシードラウンドに続くもので、累計調達資金は1600万ドルとなった。 |翻訳・編集:林理南|画像:ソニックのCEO兼創設者のクリス・ジュー氏(Robin Huang/Mirror World Labs)|原文:Sonic, Gaming-Focused Layer-2 Chain on Solana, Raises $12M※編集部より:本文を一部修正して、更新しました。
CoinDesk Japan 編集部