加害者が被害者にーー赤の他人まで巻き込んだ“いじめ加害者”への報復は「自業自得」なのか?【漫画】
もし、自分の子どもが「いじめ」をしていたら? いじめ問題がニュースで取り上げられることが多くなってきた昨今。そんないじめ問題を加害者家族、被害者家族双方の視点から描き、「自分も同じようないじめを経験した」「全親に読んでほしい」「子どもに読ませた」など、SNSで多くの反響を呼んだコミックエッセイ『娘がいじめをしていました』(しろやぎ 秋吾 著)から一部を公開します。 【前話を読む】いじめが原因で不登校になった娘の「学校に行きたい」発言。母を絶望させた、登校日の娘の行動
前話までのあらすじ
不登校に悩む日々が続く中、突然小春が「学校に行きたい」と自分から言い始める。 それでもまだ少し怖いとのことで、まずは「保健室登校」と「教室に入る練習」をしたいと言うが…。
千春と「一緒に準備しよう」と、学校に向かうための準備まで進め、あとは登校するだけーーのはずだったが、いざ朝を迎えると、再びベッドから出られない状態になってしまう。
そんな様子を見て、ついに千春も限界を迎えてしまい、キツい言葉を投げかけてしまうが……。
何やってんだ 私たち バカみたいじゃん 私たちばかり壊されて 耐えなきゃダメか?
「それって立派な犯罪だよ」 そうだよ 謝って済む話じゃないんだよ 私たちは全然済んでないんだよ
なんだこれ 誰がこんなこと… まさか馬場さんが?でも… 消さなきゃ…どうやって…
そうだ警察…
どうしたの すごい顔してるよ え… いや…
雨が…酷かったから心配してたのよ もう最悪だよ 着替えてくるね
あんた傘…持ってなかったの?
誰か間違えて持っていったみたいでさあ ほんと最悪