【交流戦プレビュー】セ首位・広島はパ首位・ソフトバンクと対戦、日本ハムのブレイク候補・水谷瞬に注目、ほか | プロ野球
5月31日~6月2日に開催されるセ・パ交流戦各カードの見どころを紹介。
北海道日本ハムファイターズ vs 横浜DeNAベイスターズ
交流戦首位に立つ日本ハムと、同7位タイのDeNAが対戦。 日本ハムの注目は水谷瞬。現役ドラフトでソフトバンクから移籍してきた6年目の外野手は、プロ初出場を果たすとここまで12試合で打率.368(38打数14安打)、5打点の活躍。交流戦に入ってからも打率.778(9打数7安打)で打率トップに立っている。ブレイクの兆しを見せる男に注目しよう。 最初のカードを負け越してしまったDeNAだが、山本祐大が好調だ。現在11試合連続安打を記録しており、5月は打率.345(58打数20安打)と絶好調。打てる捕手の地位を掴みかけている。
東北楽天ゴールデンイーグルス vs 東京ヤクルトスワローズ
3位タイの楽天と11位タイのヤクルトが対戦。 2連勝中と勢いに乗る楽天は、小郷裕哉に注目。交流戦初戦は無安打だったものの、そこから打ち始め、3試合で打率.417(12打数5安打)をマーク。昨季のヤクルト戦では12打数6安打の大当たりを見せており、この3連戦でもチームに勢いをつける活躍に期待がかかる。 2試合連続で延長12回引き分け中のヤクルト。注目は長岡秀樹。ここのところは上位打線での出場が続いており、5月は打率.319(91打数29安打)、2本塁打、8打点と好調だ。昨季11打数6安打と打ち込んだ楽天を相手に、チームの連敗を止める一打を放ちたい。
埼玉西武ライオンズ vs 読売ジャイアンツ
3位タイの西武と巨人が対戦。 2連勝中の西武は蛭間拓哉に注目。開幕は二軍で迎えたものの、5月10日に昇格してからはスタメン出場を続け、16試合で打率.328(61打数20安打)、9打点の好成績を残している。さらに2試合で4番を務めるなど、苦しむチームの希望となっている。2022年ドラフト1位のブレイクが、チーム浮上の鍵となりそうだ。 同じく2連勝中の巨人は、戸郷翔征が先発。今季はここまで9試合で4勝2敗、防御率1.84と抜群の安定感を誇り、24日の阪神戦では9回123球の熱投でノーヒットノーランを達成した。この試合でも快投を披露し、チームの連勝を伸ばせるか。