【交流戦プレビュー】セ首位・広島はパ首位・ソフトバンクと対戦、日本ハムのブレイク候補・水谷瞬に注目、ほか | プロ野球
千葉ロッテマリーンズ vs 阪神タイガース
2位のロッテと11位タイの阪神が対戦。 ロッテは5月12日を最後に13試合連続で負けておらず、その間は9勝4分となっている。注目はポランコ。5月は打率2割を下回るなど不調で、ここ3試合はスタメンからも外れているが、29日、30日のロッテ戦では2試合続けて1点ビハインドの9回に代打で出場し、いずれも同点打を放った。この試合でも勝負所の一打に期待だ。 3連敗中の阪神は青柳晃洋が先発。昨季は交流戦での登板がなかったが、2021年は2勝、2022年は3勝を挙げ無敗。通算でも9勝2敗、防御率2.58と得意としている。今季は7試合で1勝3敗、防御率3.76と苦しんでいるが、得意の交流戦で浮上のきっかけをつかみたい。
オリックス・バファローズ vs 中日ドラゴンズ
ともに7位タイのオリックスと中日が対戦。 オリックスの注目は太田椋。シーズン序盤は打率1割台と苦しんだが、5月に入ってから13試合で打率.378(45打数17安打)、10打点と好調だ。30日の広島戦でも逆転打を含む2安打を放った。6年目の内野手が一気にブレイクとなるか。 2連敗中の中日は村松開人に注目。5月は打率.318(85打数27安打)と打撃好調で、守備でも度々好プレーを見せてショートのレギュラーに定着しつつある。昨季は打率.226(62打数14安打)に終わった交流戦で、輝きを見せたい。
福岡ソフトバンクホークス vs 広島東洋カープ
7位タイのソフトバンクと、3位タイの広島が対戦。両チームはともにリーグの首位でもある。 2連敗中のソフトバンクはモイネロが先発。今季は8試合で2勝2敗、防御率1.83と安定感抜群。さらにQS率87.5%、WHIP0.94と、圧倒的なパフォーマンスを披露している。セ・リーグ相手には初先発となるが、交流戦でも圧倒的な投球に期待したい。 交流戦最初のカードを勝ち越した広島は末包昇大が好調だ。開幕は二軍で迎えた末包だが、5月8日に昇格すると、そこから17試合で打率.328(64打数21安打)、4本塁打、12打点と活躍。長打力不足に喘いでいたチームの救世主となった。パ・リーグ相手にも持ち前の長打力を見せつけたい。