無敗優勝の立役者の1人がレヴァークーゼン退団の可能性? “14G12A”の超攻撃的WBフリンポンはビッグクラブ間で争奪戦か
約68億円で獲得可能か
レヴァークーゼンに所属するオランダ代表DFジェレミー・フリンポンは多くのビッグクラブが獲得を狙っている選手の1人だ。 2021年冬にセルティックからレヴァークーゼンに加入したフリンポンは今シーズン、無敗でリーグ優勝を飾ったチームの中で、重要な役割を果たした選手の1人だ。未だ無敗を続け、無敗の3冠の可能性も残すレヴァークーゼンで、今季14ゴール12アシストを記録。超攻撃的WBとしてその名を世界に知らしめた。 そんなフリンポンだが、独『Bild』によると、今夏にレヴァークーゼンを離れる方向に傾いているという。同選手の現行契約には4000万ユーロ(約68億円)の契約解除条項が設定されており、バイエルン、レアル・マドリード、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティなど、多くのビッグクラブが目を光らせているようだ。 選手自身は新しい挑戦をすることに前向きのようだが、契約解除条項を活用するにはEURO前に決断をする必要があるようで、期限を過ぎた後はレヴァークーゼンが高額な移籍金を設定する可能性が高く、同選手の去就はクラブに委ねられる可能性もあるという。 今シーズン、多くの注目を集めるレヴァークーゼンの主力選手として、ビッグクラブに狙われる存在となったフリンポンの今夏の去就はここ1カ月が大きな山場となるかもしれない。
構成/ザ・ワールド編集部