楽天の三木谷氏が携帯参入で会見(全文4)はっきりいってコストが異常に安い
楽天の三木谷浩史会長兼社長は6日午後、記者会見し、今秋に新規参入する携帯電話事業について、本格的なサービス開始は「1か月後に始まるかもしれないし、年内いっぱいになるかもしれない」と述べ、予定していた10月より遅れる見通しを示した。 【動画】楽天の三木谷氏が携帯参入で会見「可及的速やかにフルサービス入りする」(2019年9月6日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「楽天の三木谷氏が携帯参入で会見「可及的速やかにフルサービス入りする」(2019年9月6日)」に対応しております。 ◇ ◇
基地局は現状でどれくらい建っているのか
記者1:フリーランスの【イシカワ 01:01:54】と申します。現状基地局がどれくらい建っているのか。それは10月に向けて、10月段階でどれくらい建つのかと、あとは来年の3月までに3,000超の計画が立っていると思いますけども、その用地のめどは立っているのかというところを教えてください。 武田:具体的な数については実際に今現在、東京、大阪、名古屋について楽天がオウン回線でやるに十分な数についてのめどは立っております。実際3月に向けてどうかといいますと、今までのスピードと3月までの拡大するスピードを考えたら目標に向けて十分間に合うというふうに考えております。 司会:よろしいでしょうか。それではほかにございますでしょうか。ではそちらの後ろのほうにいらっしゃいます、今、手をあげていらっしゃるブルーのシャツの女性のお隣のお客さまでしょうか。後ろかな。
本格サービスは遅くともいつまでに始めたいか
共同通信社:共同通信の【マツヤマ 01:03:10】と申します。三木谷会長にお伺いしたんですけども、本格サービス、これ遅くともいつまでには始めるというふうな時期があれば教えてください。それと、本格サービスが10月に始まらないということで、個別の競争というよりも政府が期待した携帯業界の寡占を崩すというか、価格競争を巻き起こすという、そういった業界全体に起こす影響が先送りになるというふうなことに対する影響というか、お考え、どういうふうに受け止めておられるか、お答えください。 三木谷:これはわれわれの料金発表のときを待っていてくださいということかなというふうにご理解いただければと思いますし、もうすでに大手3社さんについては楽天モバイルの参入を十分と警戒した戦略を取ってらっしゃるということは、裏返せば楽天モバイルの展開力というものに対する彼らの警戒心と言ったらあれですけれども、があるのかなというふうに思いますので、もうすでにこのいわゆる価格が下がっていくということについては効果が出ている、1次効果ですね。 2次効果に関してはわれわれができれば年内に本当に稼働できればいいかなと思っていますが、私も【超人 01:04:38】ではございませんので、皆さんに不確定なことは言えないので、100%自信を持っていますけども、これがしっかりと動いているということをサポートプランの中で確定にできれば、年内にも本格的な募集を始めるということになるというふうに思います。 おそらく価格については政府が思っている以上の、下さげ効果というのが出るのではないかなというふうに思っていますが、何回も申し上げていますけども、このフルバーチャライズ、完全仮想化ネットワーク、新しいことが出てくると。はっきりいってコストが異常に安いわけですよね。ほかのキャリアに関して全て。そして非常に柔軟性も高いと。それから楽天グループについては1億人の会員がいるということを考えれば、顧客獲得コストも他社に比べて有利であると思っていますので、できるだけ早くサービスがローンチできるように頑張りたいなと思います。 だからそれは条件付きなのでね。だから条件付きの話をしても仕方がないので、これがうまくいけば可及的速やかにすぐに入るっていうことです。