“バスの街”の象徴「広島バスセンター」1974(昭和49)年に開業して50年 その前にあった“平屋”のバスセンターを知ってますか?昭和30~40年代の紙屋町交差点を行き交うバスやマイカー・人々の風景と共に振り返り【広島あのとき】
■“バスの街”広島の象徴「広島バスセンター」2024年で開業50年 広島市の中心部にある「広島バスセンター」は2024年で開業から50年を迎えます。開業したのは1974(昭和49)年10月10日。バスターミナルと百貨店のそごう、専門店街が一つになった「広島センタービル」としてオープンしましたが、当時は中国地方で最大規模のビルとして大きく注目されました。開業当日にはオープンを待つ人でビルの前の歩道が埋め尽くされる様子が残っています。 【画像を見る】昭和30年~40年代 “平屋”のバスセンター&紙屋町交差点 行き交うバス・路面電車・マイカーに地上の横断歩道を行き交う人々 開業から50年を経てもなお多くの人に利用されているバスセンターですが、イマの形となる前にもバスセンターが存在していたことはご存じでしょうか? 今回の「広島あのとき」は、現在のバスセンターが誕生する前、まだバスセンターが平屋だった頃の様子をRCCに残る当時のニュース映像から振り返ります。 ■1960年代のバスセンター 連休や年末年始の乗り場は大混乱 ■1963(昭和38)年9月23日 秋分の日 現在の広島バスセンターがオープンする11年前、1963年の秋分の日のバスセンターの様子です。秋の行楽シーズンを迎えてバス乗り場は多くの利用客でごった返しています。初代の広島バスセンターが誕生したのは1957(昭和32)年。全国初の一般バスターミナルとして現在と同じ場所に誕生しました。 ■1964(昭和39)年12月31日 大晦日 この時代、マイカーが徐々に一般家庭にも普及し始めていたとはいえ、バスは郊外へ向かうための重要な交通手段でした。年末・年始になるとふるさとへ向かうために大きな荷物を持って乗り込む人たちで、乗り場は埋め尽くされるほどの混雑ぶりとなっていました。 ■バスセンター前に登場 全国初「7連式公衆電話ボックス」 ■1968(昭和43)年1月15日 雪が降る広島市中心部 1968年(昭和43)年1月、広島市中心部で雪が降った日のニュース映像です。バスセンターにはチェーンを巻いたバスが出入りする様子を伝えていました。
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