新品は“12万円以上” 今こそ中古がお買い得⁉ iPhone16発売後の“中古スマホ店”に密着『every.気になる!』
■中古スマホ販売台数増加の背景
この店では、発売時期や傷の程度、バッテリーの状態などで5段階にランクづけ。 ちなみに、10年前に発売されたこちらのiPhoneはやや傷が多いということで、Cランク。価格は1万円を切っています。 じゃんぱら リユース事業部 山本 大輔さん 「一番売れているのはiPhoneSE(第2世代)。古いモデルではあるんですけども最低限の機能が使えて、コスパが良く人気もある」 一番人気だというのが、4年前(2020年)に発売されたiPhoneSE(第2世代)。端末の状態や店によっても値段は違いますが、この店では1万円台~2万円台で販売されています。 こうした中古スマホの市場規模は年々増加していて、今年度の販売台数は、315万台との見通しも。この背景について、専門家は… 高く売れるドットコム プロダクト室 高野 浩志 室長 「2台持ちが増えているのではないか。アカウントの使い分け、メインの方で色々動画を見たり、カーナビで使われていたり、サブの方でちょこっとしたこと(メッセージ・SNSなど)と、使い分ける」
■外国人も日本の土産に中古スマホを
また、中古スマホは外国人観光客にも人気だそうで… お客 「日本の中古スマホは安い」 店によると、円安の影響で外国人観光客がお土産に買っていくケースもあるといいます。 こちらは、中古スマホを繰り返し購入しているというお客さん。今回買ったのは… 会社員(60代) 「未使用品。前のスマホが古くなって、接触悪くて充電がよくできない」 中古スマホ店で買うメリットを聞いてみると… 会社員(60代) 「来てすぐに手に入る。待ち時間がないところが一番ですかね」
■激安中古スマホ 売り時も今⁉
一方、スマホを売りに来たお客さんも。 スマホを売りに パート(50代) 「何台か売っていて、結構綺麗に使うので」 スマホを売りに 会社員(50代) 「買った時のまんま全部とっていて、箱とか、中のフィルムとか全部」 スマホを売りに パート(50代) 「そうすると、こちらの方が携帯会社の下取りより今までは高かったです」 今回、持ち込んだのは6年前に発売されたiPhone。こちらの機種は最高2万6000円ほどで買い取っているとのことですが、はたして査定の結果は… 店員 「1万3500円でのお見積もりになります。今回の場合、画面の傷とフレームの傷バッテリーの劣化で1万円引かれますので」 スマホを売りに 会社員(50代) 「なるほど」 比較的、きれいに使っていたものの、バッテリーの持ちが悪く…買い取り最高額には届きませんでした。それでもお客さんは… スマホを売りに パート(50代) 「5年ぐらい使っていたので、想定内。2年前調べた時もこのぐらいだったので、それからは…」 スマホを売りに 会社員(50代) 「値崩れしてない」 スマホを売りに パート(50代) 「変わってないのが、ちょっとビックリしました」
■売る人にもお得なタイミング
実は、最新機種が発売されたあとのこの時期は、売る人にとってもお得なんだそう。 じゃんぱら リユース事業部 山本 大輔さん 「比較的、使用期間の短いものが豊富に取りそろう時期ですので、査定金額について10月、11月、12月というのは高く付けさせていただいています」 店側には、お客さんが増えるこの時期、買い取り金額を高くしてでも在庫を確保しておきたいという狙いもあるんだとか。 スマホを売った、先ほどの2人。そのお金の使い道を聞いてみると… スマホを売った会社員 「多分ね、この後、北千住で食事代に消えますね」 (10月2日「news every.」より)