引っ越しで地獄を見ないための「10のポイント」。少しでも楽をしよう
3. 荷造りの前にいらないものを捨てる
引っ越しで持っていかないものを捨てるのに、早過ぎることはありません。真面目な話、引っ越すと決まったらなるべく早くいらないものを捨ててください。 米LifehackerのライターThorin Klosowskiさんは「海外に引っ越すときにあまりにもたくさんの荷物を持っているなら、すべて売るか捨てるかしたほうが良い」と書いています。 どうしても必要なものは、向こうで買えばいいのです。また、友だちを家に呼んで、ガレージセールやパーティー形式で、処分したいものはすべて売ったりあげたりするのも良いでしょう。 「まだ使うんじゃないか、なくなると困るのではないか」という考えにとらわれないこと。 持ち物を売れば、代わりにお金が手に入ります。できるだけ早く処分をはじめれば、最後にダンボールが足りなくなることもありません。 荷造りする前に「これは本当に必要か?」「持っていくべきか? 別のもので代用できないか?」「買い直すだけのお金はあるか?」ということを自問自答しましょう。
4. 引っ越す前に新居の掃除をする
新居に荷物を運び入れる前にやっておきたいのは掃除です。 引っ越し当日に新居の掃除をしようとしても、引っ越し業者が、本棚はどこに置くのかなどの指示を求めてきてそんな暇はありません。 事前に掃除をしておくと、引っ越し当日は、前もって掃除をしておいた自分に感謝したくなるはずです。 新居に着いたときには大体疲れていますし、新居がきれいならば、家具を運び入れるのがうれしくなります。自分のためにも、掃除は前もってしておきましょう。
5. ダンボールにラベルを貼り、荷物の中身は管理する
同じ市内であっても、県をまたぐのだとしても、引っ越すときはダンボールに何が入っているかを書いておきましょう。 引っ越し業者は、空のトラックにダンボールを詰め込んで移動し、またトラックを空にして帰るだけです。 だから、自分で中身を把握しておくため、また、引っ越しでの損失がないようにするために、ダンボールにラベルを貼る、何が入っているかを書く、箱と中身の一覧表をつくるといったことしておきましょう(エクセルのシートを使うのもいいいですが、筆者は『Home Inventory』という専用のアプリを使うのが好きです)。 デジタルが得意な人は、QRコードを使って管理すれば、引っ越し業者に中身がバレることもなく、プライバシーが保てます。 県外や国外への引っ越しの場合は、信用できる引っ越し業者に頼むことが重要です。 引っ越し業者は荷物の一覧表をつくり、それを顧客に提供するべきです。 ですが、それぞれの箱に何が入っているかを自分で管理していれば、ダンボールが1つなくなったときもなくなったものを正確に把握でき、特に高価なものの場合は、警察や保険会社に届け出るときに役立ちます。