箱根駅伝の雪辱へ 中央大・柴田大地は日本選手権に続き好調 “負けていられない”と溜池一太も5000mで自己新/ホクレンDC千歳大会
トリを飾ったのは、エース格の溜池一太選手(3年)でした。 「柴田、本間と組トップで、岡田も積極的に行っていましたし、すごく良い流れで来ていた。アップしながら"負けていられない"と思って見ていました」 最終組の男子5000mAに登場した溜池選手は、チームメイトの活躍に刺激を受け、序盤から積極的にハイペースに食らいつきます。ラスト1周で駒澤大学の篠原選手にかわされはしたものの、6着(日本選手3着)となり、13分28秒29の自己ベストをマークしました。 ホクレンDC網走大会では、10000mに出場し、27分52秒38の中央大学記録をマーク。連戦の疲れもある中で好走しました。学生トップを逃した悔しさを口にしつつも、「網走と2本揃えたのは自分の自信にしていい。自信を持って夏合宿に臨めると思います」と手応えもあった様子。今年の箱根駅伝では1区を任されながらも体調不良があり区間19位と力を発揮できず、チームもシード権を逃しただけに、駅伝シーズンでの雪辱を誓っていました。 今年度の箱根駅伝は10月の予選会からの挑戦となりますが、中央大学は、シード校にとっても侮れないチームになっていきそうです。