【有馬記念】チーム・ベラジオオペラで結束 上村調教師の考え「馬作り=人作り、個人ではなくチームで」
中山2500メートルはトリッキーな舞台とよく言われますが、先行力もありますし、控える競馬もできますので、そこまで気にしていません。立ち回りひとつだと思います。ベラジオオペラの今の状態でどれだけやれるか楽しみです。ファンのみなさま、応援よろしくお願いします。(JRA調教師)
■上村洋行(うえむら・ひろゆき) 1973(昭和48)年10月23日生まれ、51歳。滋賀県出身。89年4月にJRA競馬学校騎手課程に入学し、92年3月に栗東・柳田次男厩舎からデビュー。2008年スプリンターズS(スリープレスナイト)でGⅠ初制覇。14年に引退して調教助手へ。騎手として7880戦570勝(うち重賞10勝)。18年に調教師免許取得し、19年3月に開業。JRA通算1246戦169勝(うち重賞6勝)。
◆中山問題なし…ベラジオオペラは栗東CWコースを2周してから、坂路を力強い脚取りで4ハロン55秒2-12秒7をマーク。手綱を取った上村調教師は「予定通りです。天皇賞・秋の頃とは状態が違いますよ。前走よりも運動量を増やしているし、気持ち的にもビリビリしていたいい頃に戻りつつあります。馬体も締まってきていますね。中山は問題ないし、乗り方ひとつだと思います」と上昇ムードを伝えた。