B1仙台89ERS、最大17点ビハインドから執念の粘りも4連勝ならず
◆りそなB1リーグ▽第6節 仙台89ERS62―78FE名古屋(2日・カメイアリーナ仙台) 東地区5位の仙台89ERSは中地区7位のFE名古屋に62―78で敗れ、連勝は3で止まった。攻撃権を奪われ自軍の守備が整う前にシュートされるファストブレイクから22失点を喫し、落合嘉郎ヘッドコーチは「僕らのスタイルじゃない。きょうの敗因はルーズボール、リバウンド、しっかり守ること。これに尽きます」と猛省した。 それでも、最大17点のビハインドから第4クオーター序盤に4点差まで詰め寄る執念は見せた。要所での3ポイントなど8得点を決めたPG多嶋朝飛は「いいシュートで終わっている時は、いいディフェンスのことが多い。そういう時間をいかに長くつくれるかだと思います」と前を向いた。 この日は4670人が来場し、開幕から7試合連続で満員御礼。「一気にステップアップはできないので、積み上げていく中で成長したい」。アリーナ全体が大逆転を信じた試合終盤の勢いを糧に、3日の第2戦に挑む。(岩崎 敦)
報知新聞社