オジサン、新年はキレイな足元で迎えるべきでは? 参考になる美しく磨かれた靴5選を紹介!
オールデンの「インディーブーツ #405」
次にご紹介するのは、@yamaguchitmさんの投稿から。オールデン(ALDEN)の「インディブーツ(Indy Boot) #405」です。
ジョージ・ルーカスとスティーブン・スピルバーグよる傑作映画『インディ・ジョーンズ』。その主人公インディアナ・ジョーンズが、劇中で履いているのが、オールデンの「インディブーツ」こと#405っていうのは、有名なお話。 インディアナ・ジョーンズを演じたハリソン・フォードは、撮影で用意されたブーツが気に入らず、元々愛用していた#405を新たに特注し、それを履いて臨んだのだとか。 雨に強いストームウェルト仕様のリアルなワークブーツで、オールデンの中でも一番幅広で土踏まずも緩やかなトゥルーバランスラスト(Trubalance Last)を履いた屈強な一足です。 @yamaguchitmさんは、"ブリフトアッシュの固形クリーナーで汚れを落とし レザーセラムを注入"したそうで、写真からでも必要な栄養分が革に入って、ふんわりと柔らかく仕上がっているのが伝わりますね。 ワーク系のブーツって、ややもすると放ったらかしで傷んでしまっているものを多く見かけますが、汚れをしっかり落として栄養補給をすると、圧倒的に寿命が伸びます! 無骨で粗野なのもカッコいいんですが、モノを大切にデキるオトコっていうのもカッコいいんで、ワークブーツといえど、優しく労ってあげるのが正解だと思います!
レッドウィングの「ベックマン」
4番めは、13度目の登場となった@kutsuzanmaiさんの投稿から。レッドウィング(RED WING)の「ベックマン(Beckman) #9013」です。
レッドウィングの創始者チャールズ・ベックマンにちなんで名付けられ、社の創業期より存在したラウンドトゥのブーツが「ベックマン」。 最近は、当時の雰囲気を再現し、つま先に形を維持する硬い部材「先芯」を入れない「フラットボックス」が注目されています。 @kutsuzanmaiさんは、「靴遊び職人」を自称し、無償で靴をメンテナンスするという稀有な活動をなさっているのですが、今回の「ベックマン」は上司の一足を1年ぶりにメンテナンスしたのだとか。 写真にはメンテ前・後が掲載されているので、見事に美しく仕上がっているのが一目瞭然。今回は"キズもシミも全部残して光らせるメンテ"を心掛けたそうで、無骨さが残った状態で綺麗になっているのが素晴らしい! 賛否両論のコメントがたくさんついたとのことですが、メンテナンスをしっかり行って長生きさせる行為に間違いはないかと。