Intelの新型デスクトップ向けGPU「Intel Arc B570/B580」登場 新アーキテクチャ+グラフィックスメモリ増量でGeForce RTX 4060以上の性能
第2世代「XeSS」はフレーム補間機能と低遅延機能を追加
Arc B570/B580 Graphicsの登場に併せて、Intelの超解像技術「Xe Super Sampling(XeSS)」は、第2世代に進化する。 第2世代では従来からある超解像処理を「XeSS Super Resolution(XeSS-SR)」と再定義した上で、新たにフレーム補間機能「XeSS Frame Generation(XeSS-FG)」が実装された。XeSS-SRとXeSS-FGを組み合わせることで、特にハイエンドなグラフィックスを提供するゲームにおけるフレームレート向上と画質改善を期待できるようになる。 なお、XeSS-FGについてはアプリ側の対応も必要となる。 これらに加えて、Intelは入力デバイスからの入力から画面出力までの遅延(レイテンシー)を改善する「Xe Low Latency(XeLL)」を導入する。これはレンダリングを事実上GPUに直接投げるようにすることで遅延を縮小していることが特徴で、基本的にはゲーム側にも対応が求められる。 ただし、グラフィックスドライバにもXeLLと同様の機構が組み込まれており、非対応ゲームでも遅延の短縮が可能だ。
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