熱海・浜町通りに「ハマカド7」 干物提供する露店で地域ににぎわいを
露店「ハマカド7 yoshi-魚-tei(よしうおてい)」(熱海市銀座町)が浜町通りにオープンして、12月3日で1カ月がたった。(熱海経済新聞) 【写真】「干物屋ふじま」の干物も販売する(関連画像3枚) 干物と日本酒の店「yoshi-魚-tei」(渚町)店主の藤間義孝さんが経営する同店。自身で所有する土地を生かして地域ににぎわいを作ろうと、露店を開設した。週末を中心に営業し、肉料理や「干物屋ふじま」の干物のほかアルコールドリンクなどを提供する。 土地の面積は約19坪。露店のほか、こたつのテーブル席やスタンディングテーブルなどを置いて20席ほどを用意した。トイレや水道設備も備える。 肉料理は、「ハラミサイコロステーキ」(1,200円)、「ホルモンコプチャン」「セセリ焼きゆずこしょう」(以上800円)など。干物は、「ビンチョウマグロ(大トロ)」(800円)、「サバしお」(600円)、「メボウ酒蒸し」(700円)など。ドリンクは、生ビール、ハイボール、熱海だいだいサワー(以上600円)、コーヒー(400円)などを提供する。 「ハイパー干物クリエーター」の肩書きでテレビ番組でも度々紹介される藤間さん。オリジナル製法の干物を扱う同店の通信販売は、注文から商品の到着まで1年以上かかる状況が続いているという。露店では、土産用に干物セットを数量限定で販売する。 今後、露店スペースをキッチンカー出店やイベント開催に貸し出すことも予定しているという。12月14日・15日は、日本酒と干物を楽しむ催しを開く。藤間さんは「銀座商店街は、日中は観光客でにぎわうが、夜になると人通りが減ってしまう。中心街の角地に明かりをともし、夜の街に人を呼び込むことができれば」と話す。 営業時間は11時~21時。土曜・日曜営業。荒天時は休業。
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