年末までに!掃除初心者の夫が即戦力になる掃除法 家事のプロは「自室やリビングなど夫がいちばん長い維持感を過ごす愛着のある場所がおすすめ」
レベル1 :“ほこり取り大臣”に任命する
◆【リビング】作業する面積が広く、ほこりもたっぷりでやりがいあり 迷ったらリビング1室を任せておけば間違いはないという。 「リビングの汚れはほぼ“ほこり”ですから、掃除が簡単です。とはいえ、面積が広いため、ほこりがたまりやすい場所がたくさんあり、意外と手間。照明など妻が普段掃除しづらいアイテムもあり、まさに掃除初心者のご主人にはうってつけの場所です」(河野さん・以下同) 柄が伸びるハンディワイパーを渡しておけば、高い場所から、家具の裏の狭い場所まで掃除しやすい。 「やり方のポイントをひとつ教えるなら、“ほこり取りは上から”と伝えましょう。カーテンレールや家具の裏、コード類のほこりを見逃しがちなので、様子を見ながら適宜アドバイスしてみましょう」 掃除は番号順がおすすめだ。 【1】照明 【2】テレビとそのまわり 【3】趣味などの棚 【4】ゲーム機 【5】家具の裏 【6】フローリング ◆【玄関】掃き掃除だけでも充分きれいに 意外とほこりがたまりやすいのが玄関。 「基本的には掃き掃除だけできれいになります。靴や傘立てを一度よけて、四隅のほこりやゴミを取るように伝えるのがポイント。難易度が高い靴箱の中は免除でOK。やる気があるようなら掃除してもらいましょう」 ◆【ベランダ】外&水を使うので暖かい晴れた日に 大きなゴミやほこりをほうきとちりとりで取ったら水をまき、デッキブラシでコケやカビなどの汚れをこすり落とすのが基本。 「寒い上に水も使うので、モチベーションを落とさないよう暖かい晴れた日を見計らって頼むのがおすすめ」 ◆【廊下】リビングや玄関とセットで 廊下は、リビングや玄関の掃除と併せてお願いしてしまうといい。 「掃除機やフローリングワイパーでほこりやゴミを取り、汚れはウエットタイプのフローリングワイパーで拭いてもらいましょう。観葉植物などが置いてある場合は一度よけて、裏まで掃除を」 ◆【窓】ベランダとセットで依頼。サッシまでできたら◎ 窓→窓枠→ゴムパッキンの順で拭けば充分。サッシまで期待しないこと。 「窓は専用のスプレー洗剤をかけて、から拭きを。ベランダとセットで頼みたいですが、寒くてやる気が出ないようなら、室内からできる内窓だけ任せ、外窓は暖かい別の日にするのも手」