四季報「夏号」で要注目 ! 10大テーマの関連80銘柄リスト
四季報オンライン
6月13日発売の 『週刊東洋経済』6月18日号 では「株の道場 仕込み場到来!」を特集。 『会社四季報』2022年夏号 の先取り8大ランキングのほか、弱気相場に勝つための7大投資法などを解説している(本記事は『週刊東洋経済』6月18日号から転載したものです)。株式投資の醍醐味の1つは、市場で注目されたテーマの関連銘柄が株価爆騰を演じること。『会社四季報』2022年3集(夏号)の記事欄で人気テーマに触れている企業をピックアップした。 いま市場で熱いテーマは防衛関連。ウクライナ危機後、NATO(北大西洋条約機構)加盟を表明する国が相次ぎ、各国の防衛予算は増額傾向にある。日本も岸田文雄首相が「防衛費の相当な増額を確保する決意」を明らかにした。防衛関連の本命、三菱重工業(7011)の株価はきれいな右肩上がりが続いている。 ウクライナ危機は小麦や原油などさまざまな商品の価格上昇も招いた。それらを原材料とするメーカーは自社製品の価格引き上げに必死。「値上げ浸透」を実現して採算を改善し、株価が上昇傾向にあるのは日東電工(6988)やリリカラ(9827)など。 6月7日に閣議決定した「新しい資本主義」の実行計画案では、重点的に投資する分野として、「量子技術」「AI実装」が挙げられた。今後、国家予算の概算要求や策定段階などで繰り返しこれらの関連銘柄は話題になると思われる。足元でも、量子関連のフィックスターズ(3687)やAI関連の島津製作所(7701)の株価に勢いがある。 (東洋経済 記者)
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福田 淳