【埼玉新聞栄冠賞】ナニハサテオキが2馬身半差をつけ重賞2勝目
森泰斗騎乗で1番人気のナニハサテオキが重賞2勝目を飾った。出遅れたものの、1周目のスタンド前で3番手まで上昇。最後の直線で楽に抜け出し、2着ユアヒストリーに2馬身半差をつけた。タイム2分9秒1（良）。管理する平山真希調教師は重賞4勝目で、地元の浦和では初のタイトル獲得となった。次走は浦和記念（11月20日、浦和、JpnⅡ、ダ2000メートル）を予定している。 ■ナニハサテオキ 父ジャングルポケット、母ファーマジェンヌ、母の父プリサイスエンド。鹿毛の牡5歳。浦和・平山真希厩舎所属。北海道日高町・株式会社目黒牧場の生産馬で、馬主は㈱目黒牧場。戦績21戦9勝（うち中央8戦1勝）。獲得賞金8475万1000円（うち中央1150万1000円）。重賞は2024年SⅢフリオーソレジェンドCに次ぐ2勝目。埼玉新聞栄冠賞は平山真希調教師が初勝利、森泰斗騎手は13年ガンマーバースト、18年トーセンデュークに次ぐ3勝目。 ◆森泰斗騎手（ナニハサテオキ1着）「スタートがゆっくりなのはいつものこと。機動力がないので苦しい競馬を想定したが、一番いい形で競馬ができた」 ◆平山真調教師（同）「いい位置につけられたし、直線の脚も良かった。競馬が上手で、オンとオフが切り替えられるのが強み」 ◆張田昂騎手（ユアヒストリー2着）「もう少し積極的に動いてもよかったかな。でも、いいところに出せたし、最後までしっかり走ってくれた」 ◆川島正騎手（パワーブローキング3着）「枠順と流れが味方しなかった」 ◆吉原寛騎手（ヒーローコール4着）「早めにこられて（2周目の）3、4コーナーでしんどくなったけど、また盛り返してくれた」 ◆和田譲騎手（アイブランコ5着）「うまくスタートを出て2列目につけられたけど、しまいが甘くなった」
