大人なら1本は持ちたい「会食ウォッチ」
◆ ブレゲ/スイス時計の伝統美を詰め込んだ正統派
歴史的天才時計師の名を戴くブレゲ。最古の時計ブランドの一角が放つドレスウォッチは、正統派を極めた至高の一本です。 コインエッジケースや緻密なハンドギョーシェを加えた文字盤に、青焼きが輝くブレゲハンド。まさにスイス時計の古典美を網羅したモデルです。そしてこのホワイトゴールドケースの内側に収まるのは、現代技術を込めた最新ムーブメント。優れた耐磁性を誇るシリコン製のアンクルとヒゲゼンマイを擁したcal.502.3は、機械厚わずかに2.4mmながら45時間のパワーリザーブを保持します。 クラシックスタイルを現代的にフォローしてくれる本当の意味での名品。そのオーラが会食の場での強い説得力に直結する一本です。
◆ A.ランゲ&ゾーネ/ステイタスに加え実用性までハイレベル
今やドイツ時計の頂点ブランドとして知られるA.ランゲ&ゾーネ。数々の名作ウォッチをリリースしている同メゾンのなかで、最も薄く機械式時計のエッセンシャルな機能に特化したモデルがサクソニア・フラッハです。 文字盤を彩るのは数字ではなく、すべてバーインデックスというミニマルな仕様もポイント。研ぎ澄まされたアルファ型針が盤面をシックに引き締める構成です。モデル名のフラッハとはフラット=薄型を意味し、自社製のムーブメントcal.L093.1(機械厚2.9mm)を用いることで、完全な薄型時計として完成しています。
◆ クレドール/日本の繊細美と軽さを追求した逸品
日本を代表するドレスウォッチを創出すべく、1974年に誕生したクレドール。その50周年の節目として、かつての名作薄型時計ゴールドフェザーの意匠を継ぐモデルが登場。 特筆すべきは熟練職人の仕立てによる文字盤にあります。和紙のような繊細な風合いを球面状の地板に施し、精緻なローマンインデックスを見事に描き出しました。 搭載ムーブメントは手巻き式のcal.6890。厚み1.98mmの極薄で、まさに羽毛のような軽い付け心地。日本の名品をさり気なく取り入れるセンスは、年配の会食相手にも響くこと請け合いです。