大人なら1本は持ちたい「会食ウォッチ」
大人にとって、ビジネスパートナーと親睦を深める機会として、会食は欠かせません。単なる食事の時間ではなく、ビジネスの力学がはたらく場でもありますから、より信頼と親しみを寄せてもらうために、ふさわしい装いを気をつけたいもの。そこで、失敗しない会食スタイルを、時計と服装の観点からレクチャーいたします。 時計上手はモテ上手♡ 密着One Week
【scene 02 水曜日・レストランにて】 夜の会食にふさわしい「正統派ドレスウォッチ」
ビジネスマンにとっては、パートナーとの親睦を深めるため、新たな顧客の獲得のため、会食は欠かせない機会です。食事を交えながらお互いにハラを割って話すことで、お互いをより深く知り、ビジネスをグロースすることにもつながるからです。 会食では自分がホストにもゲストにもなり得ますが、どちらにしても自分が恥をかかない装いをすることは最低限気を付けるライン。さらに、相手に恥をかかせないこと、信頼感や親しみを感じてもらえるかは、あなたのセンスにかかっています。 特に、服装はその人と成りを表す証明書のようなもの。現在はラフな装いがOKなオフィスも増えつつありますが、タイドアップした正統派ドレススタイルは押さえておきたいところ。 なかでも革靴や時計は持ち主の感性や価値観が強く滲む小物と言われています。そこで正統派なドレススタイルに加え、どういった時計が一目置かれるモノであるかを改めてレクチャーいたします。
正統派ドレスウォッチの選び方
大人の品格あるスーツやジャケットに合わせる最適な時計。それがドレスウォッチです。基本的には、シャツに収まる薄型ケースの2~3針で、装飾を控えたシンプルなデザインが王道。 成熟した気品の主張が叶うゴールド系の貴金属使いであるならさらに理想的。ただしビジネスシーンでは、シックなトーンのホワイトゴールドやプラチナがオススメです。また、ストラップはクロコダイルなどの柔和な印象のレザーストラップが良いでしょう。
押さえておきたい正統派スーツスタイル
会食でまず重要なのは、相手へのリスペクトをキチンと形にすること。そのひとつがスーツスタイルです。シックなネイビー無地の一着は、世界的なスーツのスタンダード。白無地ドレスシャツとの組み合わせであれば、フォーマルなシーンに通ずる気品が生まれます。 見せどころとしてネクタイのチョイスも重要です。会食のテーマにもよりますが、あまりに堅苦しいと招く相手も緊張してしまいます。シックな無地タイを少しズラして結ぶテクニックは、イタリアの熟練ダンディーが好むハズし技。 正統派でありつつ少し寛いだ装い方となり、クリエイティブな印象作りにも効果的です。そこに押さえの正統派ドレスウォッチをプラス。控えめにして遊び心とステイタスを両立した、信頼感を生む会食スタイルが出来上がります。