【衆議院選挙・長崎1区】“変革期の県都” 5人が乱戦 無党派層の取り込みがカギか?《長崎》
(内田 隆英候補) 「軍備拡大ではなく、国民の暮らし。福祉に回せば高齢者医療費は無償にできる。(経済を)活性化させるために効率が上がるのは、消費税を5%に引き下げること」 5人の候補の中で最高齢の内田候補ですが、市内をくまなく回り、比例票の上積みも狙います。 (内田 隆英候補) 「裏金問題を暴き出したのは 共産党なんだと。みんな「なるほどな」と、足を止めて最後まで(話を)聞いてくれる。 自民党の政治が嫌だという人にとっては、各候補の政策と見比べて、自分の思いにぴったりの政策はどの党かを見比べて、投票行動を起こしてほしい」
■黒石 隆太候補(参政・新)
(黒石 隆太候補) 「裏金問題を解決したところで、私たちの生活は1ミリも変わらない。政治家の使命は何か。国民の命と安全を守ること」 参政党・新人の黒石 隆太候補。 長崎市消防局の職員を経て、今回 国政に初めて挑戦しました。 減税と積極財政による経済の活性化を訴え、食糧自給率の倍増などを公約に掲げています。
(黒石 隆太候補) 「国民が集まって、国民が政党を作って、国民の声を政治に届けるという新たな形を持った政党が必要。それが私たち参政党だ」 5人の候補の中で最も若い33歳。 繁華街を中心に街頭で訴えるほか、SNSも活用します。 (黒石 隆太候補) 「自分の考え、政策を訴えていくという当たり前のスタンス、候補者としての役割をまっとうしていきたい」 解散前、衆議院に1議席を確保していた参政党。 小選挙区だけでなく、比例選でも支持の拡大を狙います。
■下条 博文候補(自民・新)
(下条 博文候補) 「おはようございます」 一方、裏金問題などで逆風に立つ与党・自民党。 公募の末 白羽の矢が立ったのは、県議を2期務めた新人の下条 博文候補 49歳です。 今月10日の総決起集会には、県選出の国会議員や県議会議員を含め 約720人が集結。 (山本 啓介 参院議員) 「政策や事業や予算を決める政権与党・自民党の会議で 皆さんの立場になり、皆さんの気持ちを代弁して、しっかりと決定の場で決定者に伝える。この役割が、自民党の現職はいない」