開通した出島大橋を渡って交流 東日本大震災から続く石巻の高校生と島民の触れ合い〈宮城〉
仙台放送
宮城県石巻市の高校生たちが女川町の出島を訪れ、島の人たちと交流しました。この交流は東日本大震災がきっかけで続いています。 高校生たちを乗せたバスは12月開通したばかりの出島大橋を通って島に渡りました。女川町の出島を訪れたのは、石巻北高校で農業を学ぶ3年生12人です。生徒たちは校内で栽培したネギやシクラメンを市価より安く販売したり、自分たちで育てたコメを使ったおにぎりを振る舞ったりして、親睦を深めました。 この交流は東日本大震災の発生直後、出島の島民の一部が石巻北高校の体育館で避難生活を送ったことがきっかけで続いています。 島民 「お兄ちゃんたち作ったコメで、おにぎりおいしかったです」 3年生 「橋を通って到着がすごく早くて便利だと思いました」 「この交流は震災からずっと続いてきたものなので、後輩たちに引き継いでほしいと思っています」
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