展示中止問題の後 「表現の不自由展」実行委が会見(全文3完)排外主義への準備が必要
2日の脅迫ファクスの被害届は6日提出
小倉:第1回の県が開催した検証委員会があります。その検証委員会に出された資料にあいちトリエンナーレ2019、これまでの経緯という文書があります。その中に書かれていることだけを読みます。 8月2日金曜日、朝、ガソリンテロを予告する脅迫ファクスを発見。東警察署へ通報。8月6日火曜日、8月2日の脅迫ファクスに対する被害届を東警察署に提出。2日のファクスに対して被害届は6日です。8月14日、脅迫メールに対する被害届を東警察署に提出。2日までに大量の脅迫メールが来たといわれていますけれども、その被害届は14日です。この空白は僕は謎だと思いますけれども、少なくとも県が検証委員会へ出した経緯ではこう書いてあります。私はそれを言っただけです。 司会:すみません、ちょっと待ってください。すみません、これは記者会見なので議論にならないようにお願いします。お願いします。もうだいぶオーバーなので。お願いします。 月刊『創』:じゃあちょっと最後にお願いしているので。 司会:ちょっとごめんなさい。本人さんに聞いてください、そうしたら。皆さん、大丈夫かな。これで記者会見のほうが30分ほど時間がもう過ぎてしまっているので、これでお開きにしたいと思うんですけれども、これだけ時間も、質問もたくさんあるということは非常に重要な問題であり、そしてさまざまな視点、さまざまな感情なども含まれているということの証だと思います。 そしてもちろんこの問題はこれで終わりではなく、まだ継続していくと思いますので、まずスピーカーの3名にお礼を申し上げたいと思います。津田さんもまだいらっしゃるので、今日はありがとうございます。できれば全部解決されたあとに、皆さんが納得するような形で解決ができたあとに、またこちらでぜひ会見を開いていただければと思います。ありがとうございます。 (完)【書き起こし】展示中止問題の後 「表現の不自由展」実行委が会見