“久保建英のいとこ”久保凛が3000mで自己ベスト更新「ラストスパート仕掛けた」 実業団と留学生に次ぐ4位
◇第309回日本体育大学長距離競技会(11日、日本体育大学 横浜・健志台キャンパス陸上競技場) 【画像】今年8月には初の国際大会で800mを制した久保凛選手 高校1年生の久保凛選手(東大阪大敬愛高)が女子3000mに出場。自己ベストを更新し、実業団選手、留学生に次ぐ4位につきました。 サッカー日本代表の久保建英選手のいとこである久保選手は8月の全国高校総体で1年生ながら女子800mで優勝。日本・韓国・中国の高校生世代が出場する国際大会でも優勝するなど、陸上界で注目の選手です。 久保選手は、インターハイよりも長い3000mに出場。レースでは第2集団の先頭を走ると、自己ベストを約6秒更新する9分17秒78の4位でゴールしました。 レースを終えた久保選手は「今回のレースではしっかり前についてタイムよりも着順を狙うことを目的に走ったが、第1集団にはつくことできなくて第2集団の先頭という形になってしまった」とレースを分析。「ラストスパートを仕掛けることができて自己ベストも出すことができたのでそこがよかったです」と手ごたえも口にしました。 実業団や留学生が走った第1集団については「ついていくのは苦しかったです」と話し、「もう少し粘った走りをすることが大切かなと思いました」と今後の課題を話しました。 26日には全国大会出場がかかる駅伝の近畿大会が控えている久保選手。「都大路の切符をつかめるように頑張りたいと思います」と意気込みを話しました。