明豊4強 投打に成長、次は頂点へ /大分
<センバツ甲子園> 第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)で、春夏通じて初の甲子園4強入りを果たした。 【熱闘センバツ全31試合の写真特集】 センバツは3度目の挑戦。初戦で優勝候補に挙げられていた横浜(神奈川)と対戦した。エース若杉晟汰投手(2年)が三回で降板したものの、大畑蓮投手(3年)が継投に成功。打線も大会注目の左腕・及川雅貴投手(同)を打ち込み、快勝した。2回戦は一転して投手戦に。若杉投手が昨秋の明治神宮大会王者の札幌大谷(北海道)を7回1失点の好投。接戦を制し守りの堅さも示した。 準々決勝は、右肘のけがから復帰した寺迫涼生投手(3年)から継投で龍谷大平安(京都)を零封。十一回裏に途中出場の後藤杏太選手(3年)が劇的なサヨナラ打を放ち、念願のベスト4を達成した。準決勝では、習志野(千葉)に対し、表悠斗主将(3年)の初回先頭打者本塁打などで先制。惜敗したが、打撃力を見せることができた。 攻守で成長し、選手層の厚さも見せた明豊ナイン。「夏にリベンジしたい」。目指すは頂点しかない。【田畠広景】 ……………………………………………………………………………………………………… ◆明豊のセンバツの成績◆ 1回戦 13-5 横浜(神奈川) 2回戦 2-1 札幌大谷(北海道) 準々決勝 1-0 龍谷大平安(京都) 準決勝 4-6 習志野(千葉)