【プロ野球】1試合のボール代は「約17万円」!? ひんぱんに交換される理由とは? 交換後のボールの使いみちについても解説
1試合でどれくらいのボール代がかかる?
1試合でどれくらいのボール代がかかるかは、試合で使われるボール数に応じて異なります。 試合が始まってから試合終了までに、両軍合わせてアウトが54個必要です。1つのアウトを取るためにボール1球を交換したと仮定すると、1球3100円×アウト54個=16万7400円になります。 かなり高額な費用だと感じますが、試合終了まではヒットやファールが発生したり、ピッチャーが投げたボールがワンバウンドしたりするのは避けられません。 実際には54個よりも多くのボール数が必要になると予想されます。 ■交換されたボールは再利用されている 野球ボールは1試合の間に何度も交換されますが、交換されたボールについては練習用ボールやサインボールとして使われることが多いようです。 なぜ再び試合で使用しないのかというと、プロ選手の150km近い投球を硬い木製バットで打つため、硬式用ボールといっても壊れてしまうのは避けられないからです。 他にも、高校野球などのアマチュアに寄付されるなど、いろいろな方法で使用されているのも特徴です。日本野球機構(NPB)のオフィシャルグッズサイトでは、使用済み試合球が販売されることもあります。
まとめ
プロ野球では1試合中に数多くのボールが使用されており、ボール交換にかかる金額だけを見てもかなりの額になります。しかし交換されたボールについては、練習用ボールとして使われたり、販売されていたりするほか、アマチュアに寄付されるなど、きちんと再利用されているので安心してください。 出典 ミズノ公式オンライン NPB12球団統一試合球オーセンティックボール ミズノ公式オンライン 硬式用ボール 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部