最高スコアは満点の300 スペアを確実にとることが強さの秘訣「国スポ」ボウリング優勝目指す23歳女性ボウラー
仕事とボウリング…両立の毎日
実は、伊勢川選手の職業は佐賀県税事務所の職員。週5日、他の職員と同じように働きながら、ボウリングとの両立を図っている。 伊勢川選手は、「仕事が終わってすぐに練習に行くので体力は厳しい。大変だなと思うこともあるが、やっぱりボウリングは楽しいので頑張れる」と話す。 「仕事も全力投球」と職場の同僚からの評価も高い。 練習はほとんど毎日。1日2時間投げ続けるため、仕事から帰るとすばやく家事をこなし少しでも時間をつくる。とにかく“時短”を心がける日々だ。
自宅にボウリング専用の部屋
自宅の一室はボウリング専用の部屋。ドアを開けると約30球ものボールがずらりと並んでいた。 ボールを見るとその光沢は様々。伊勢川選手によると、光沢の違いでレーンでのボールの動きが変わるそうだ。 伊勢川華愛選手: 簡単に言うと、(表面が)くもっているボールが曲がるボールで、光っているボールが曲がらないボールです ボールの寿命は100ゲームほど。通常、投げ込んだボールはあまり使わないそうだが、伊勢川選手は少し前のボールでもスコアが出るお気に入りのボールを好んで大会に使うという。 伊勢川華愛選手: (お気に入りのボールは)扱いやすくて、いろんな大会に持っていっています。ここぞというときには絶対活躍してくれるので絶対持っていくと決めています 2024年の「国スポ」佐賀県代表として出場する伊勢川選手。「個人としての目標は全種目優勝したい。チームとしての目標は天皇杯とりたい」と力強く語った。 チームを引っ張り、国スポ優勝を目指す伊勢川選手。23歳の女性ボウラーの活躍に注目だ。 (サガテレビ)
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