10月に続いて2度目の発生…鳥栖がホーム戦での賞味期限切れ飲料の販売を謝罪「再発防止に努めます」
サガン鳥栖は23日、ホームゲームでの飲食売店(コンコース3号売店「ミルン勝ってカレー店」)で販売していたソフトドリンク飲料に関し、賞味期限が切れていたことが判明したと発表した。また、クラブとして容認していない容量のペットボトル700mlでの販売について規定違反と発覚したことも併せて報告している。 【写真】ひろゆき氏がサッカー全国大会の仕組みに注目「勝ったら歴史に名前残るでしょ。。。」 今回の事象が発生したのは、8日に駅前不動産スタジアムで開催されたJ1第38節・ジュビロ磐田戦。賞味期限が切れていたと予測される本数は28本だという。 クラブは公式サイトで「本件については管轄保健所(鳥栖保健福祉事務所)への報告をしており、当該商品が健康に影響を与える可能性は、極めて低いと考えております」と説明。今年10月にも同様の事象が起きており、「2度にわたり発生しましたことは大変重く受け止めております」とした上で「日頃よりサガン鳥栖を応援・ご支援いただいておりますスポンサーの皆様、ファン・サポーターの皆様、全ての皆様に対し心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。 原因に関しては「試合開始2時間前程から冷やし器へ、箱から出し各種10本程度を入れ込み、氷と水で冷却していた。この際に箱の賞味期限の確認をして冷やし器へ移していたが、商品単体の賞味期限の確認を怠っていた」ことを挙げ、「今後は単品管理、種類別にリストアップして、商品の出し入れ時に記入、2名体制でダブルチェック確認する表管理を作成する事をお約束します。更にあらゆる商品の賞味期限の管理体制を独自のハザップ等を運用構築して、再発防止に努めます」と表明している。 クラブは該当商品の購入者に対し、商品代金を全額返金すると発表。レシートや領収証など購入証明書は不要で、問い合わせ先は「株式会社ミルンフーズ」(電話またはメール)となっている。 今回のコンコース3号売店「ミルン勝ってカレー店」と前回の4号売店「鉄板焼きてっちゃん」については、2025シーズンの出店停止も含めて協議するという。