【楽天】辰見鴻之介が育成契約「もう一度死ぬ気で」昨季支配下勝ち取るも…今季出場2試合
プロ野球楽天は14日、辰見鴻之介選手、王彦程投手、水上桂選手、江川侑斗選手と2025年シーズンの育成選手契約に合意したことを発表しました。 【画像】楽天の三木肇新監督 辰見選手は西南学院大から2022年育成ドラフト1位で入団。昨季途中に支配下を勝ち取りますが、今季は1軍で2試合の出場にとどまり3打数ノーヒットでした。10月に戦力外通告を受けていましたが、再契約が決まり「悔しいシーズンでした。来年はやると決めたのでもう一度、死ぬ気で頑張ります」と気を引き締めました。 台湾出身の王は19年に楽天入団。今季は2軍で9試合に登板し、1勝4敗、防御率2.48の成績で1度も1軍に昇格することはありませんでした。 同じく19年に明石商業高校(兵庫)からドラフト7位で入団した水上選手は22年オフに戦力外通告を受けました。その後、育成契約を結んだものの、支配下を勝ち取れず、1軍出場はかないませんでした。今季は2軍で73試合に出場し打率.211、0本塁打12打点でした。水上選手は「今シーズンは前半ベンチから試合を見ることが多かったので、自分の中でいろいろ思うことがあったり、歯がゆいシーズンだったかなと思います。来シーズンはまず支配下登録を目指して頑張ります」とコメントしています。 こちらも2019年育成ドラフト1位で大分高校から入団した江川選手は22年オフに戦力外通告を受けましたが、再び育成契約。今季は2軍で45試合に出場し打率.202、0本塁打6打点の成績でした。「今年はシーズン出だしから自分の自信がある打撃ができずに数字を気にしてしまい、そのまま上がらずに終わってしまったので、このオフシーズンでしっかり練習をして、来シーズンは始まってすぐに結果を出せるように準備していきたいと思います」と再起を誓いました。