「これ本当に軽自動車?」 高速道路で実感した国産EVの“実力”、ガソリン車乗りがコスパ比較にも驚愕
サクラユーザーの9割以上が自宅で充電
EVは充電が気になるところだが、サクラユーザーの9割以上が自宅で充電(専用設備の電気工事が必要)。1日あたりの走行距離は約半数が30キロ以下で、買い物や通勤、送り迎えなど、「普段使い・日常使い」もサクラとの相性がよさそうだ。 日々の生活で「節約」「コスパ」が現代社会のキーワードだ。同社は日産サクラについて、「国の補助金55万円に加えて、ランニングコストのメリットは大きいです。また、モーター駆動でエンジンがないため、点検項目・消耗部品が少なく、メンテナンスのコストもお得です」と強調。軽ガソリン車と比べると、燃料費・税金・メンテナンス費用の面で「5年間で約30万円」のコストが安くなるという。コスパ重視の自動車ユーザーへの訴求にもつながっているとのことだ。 ちなみに、試乗車は最上位となるGグレード。本体価格308万2200円にプラスしてメーカーオプション38万600円。サクラの一番売れている価格帯は250万円台だという。 さて、逗子マリーナのおしゃれな海の雰囲気で記念撮影も撮ることができ、日々あくせくする仕事の中で、いい息抜きの試乗会になった。 軽自動車は「ただ乗れればいい」というイメージもあったが、優れた運転性能は軽の印象を覆した。足車の利用以上に、遠出ドライブも楽しめる多彩な可能性。まさに、サクラのコンセプトの1つである「いつでも一緒に思い出をつくっていくパートナー」を実感できた。
ENCOUNT編集部/クロスメディアチーム