箱根駅伝2025、注目を集めるのはどのシューズ? 10ブランドを一挙紹介
「ミズノ」
前回着用者:5人(2.2%)
注目モデル:“ウエーブ リベリオン プロ ロー“
「ミズノ(MIZUNO)」も「アシックス」と共に、かつては箱根の定番だった。しかし、「ナイキ」の躍進と共にシェアを減らし、21年以降はシェア1~2%前後で推移している。
「反発こそ、勝利への一歩。」と銘打ち、“ウエーブ リベリオン プロ ロー“(中足接地の選手向け)、“ウエーブ リベリオン プロ スリー”(前足部接地の選手向け)を11月29日に発売した。共に2万9700円。「爆発的な反発でスピードをアシストする」ため、従来使ってきたものより柔らかい独自のソール素材“ミズノ エナジーXP”を採用。柔らかいソールでも走りやすいよう、接地エリアが広くフラットになるソール構造もポイントだ。繊維強化ナイロンプレート“ミズノ ウェーブ”も搭載。
「オン」
前回着用者:3人(1.3%)
注目モデル:“クラウドブーム ストライク LS”
スイス発「オン」は、24年に初めて箱根での着用者が出た。五輪やワールドマラソンメジャーズ(マラソンの世界6大大会)では、着用した選手が好成績を多数残している。箱根での露出も今後さらに増えていきそうだ。
注目モデルは、パリ五輪に合わせて今夏パリで製法をお披露目した“クラウドブーム ストライク LS”(4万4000円)。ロボットアームからスプレー噴射してアッパーを高速製造する新技術「LightSpray」で作られており、アッパーは極薄でシームレス、シューレースも不要。廃棄物やCO2排出量も大幅に削減できるという。パリ五輪では、女子マラソンのヘレン・オビリ選手(ケニア)が同シューズを着用して銅メダルに輝いた。日本では10月31日に数量限定で発売した。
「ホカ」
前回着用者:2人(0.9%)
注目モデル:“ロケット X 2”
「オン」と同じく、米「ホカ(HOKA)」も24年は初めて箱根で着用者が出た。果たしてその流れは25年も続くのか、要注目だ。