【J1】福岡・川森敬史会長 金監督就任会見でSNS上の批判に見解「私が対面する方と反応は違います」
J1福岡の金明輝新監督(43)が16日、就任会見を行い、同席した川森敬史会長がSNS上における批判についても言及した。 トップチームなどを指揮した鳥栖の指導者時代に、選手、スタッフに対するパワハラ行為を行ったことがある。そのため金監督の就任をめぐっては、所定のブログラムを経てS級ライセンスを再取得したことから理解を示す声がある一方で、過去の行為を理由にSNS上では反対の声は依然として少なくない。 もちろんクラブ側もそんな状況を把握しているが、川森会長は「SNS上のことと、私自身が対面するスポンサーの方では、だいぶ反応は違います。今回の件に限らずだが、SNS上は匿名性が高いことから、どうしてもネガティブなことになる。一つの発言としては(SNS上のネガティブな意見も)真摯に受け止めている」との見解を示した。 SNS上の意見には、説明の機会を設けないクラブ側の姿勢に批判的な指摘もあったが「相手チームがあることで、なんでこんな遅いのかと私のところにも来ているが、(新監督の)発表が金曜日(13日)で今日になっている。皆さまにお伝えする機会がなかったので、悶々(もんもん)とする時間が発生したのは申し訳ない気持ち」と釈明した。 その上で「顔がわかる方には直接話せるが、どなたかわからない方から言われることに関しては、お答しても、以前答えたこともあるが、話が終わらない。今日の記者会見を持って、リアルタイムで配信を見ていただき、アーカイブでもそれを見ていただき、クラブにお寄せいただいた皆さまの懸念は、文章でまとめてQ&Aの形でお知らせしたい」と理解を求めた。
東スポWEB