「ティッシュ配りの要領で自撮り画像を配り続け」倉持由香が足掛け13年で攻略した高い目標「コンプレックスは、他人と違うから武器になる」
自称「尻職人」のグラビアアイドル・倉持由香さん。多いときは毎日5分おきに、お尻の自画撮り画像をSNSにアップし続けてきた先には、どうしても成し遂げたい目標がありました。(全3回中の1回) 【写真】「職人」として名を馳せた倉持由香さんの厳選ショット(全13枚)
■「よし!小さな『尻の山』を作ろう」 ── グラビアの世界に入られたのはどうしてですか? 倉持さん:芸能界には、女優やアイドルになるためのワンステップとして選ぶ方も多いんですけど、私は最初から「グラビアアイドルになりたい!」と思っていました。コンビニの雑誌コーナーに並んでいる雑誌の表紙を飾りたかったんです。
小さいころからなぜか女性の体が好きで。恋愛対象は男性なんですけど、筋肉隆々の肉体より、胸のふくらみやウエストのキュッとしたくびれ、お尻の丸みに魅力を感じるんですよね。アニメの『キューティーハニー』とか『セーラームーン』を録画して、着替えのシーンを何度も観ては絵を描いていました。竹やぶに落ちているセクシーな雑誌を男の子と一緒に探して、濡れたページをペリペリ慎重に剥がしながら「おお~っ!」って興奮していました(笑)。
13歳のときに事務所に入ったので、今年でデビュー20周年になります。でも最初は全然、表に出られなくて、セミより長く地中にいました(笑)。20歳のときに今の事務所に移って、少しずつ仕事をさせてもらうようになりました。 ── 美しいお尻をアピールされるようになったきっかけは。 倉持さん:なかなか表に出られなくて悩んでいたころ、あるカメラマンさんに言われたんです。「もっちーは、その大きなお尻を生かさないと。隠していたら、ただのムダ尻だよ」って(笑)。そのころの私は、お尻が大きいことがコンプレックスでした。90センチ以上あるのに、「逆サバ」を読んで「87センチ」と言っていたくらい。そうしたら、「グラビアアイドルは、コンプレックスを武器にしなきゃ。ほかの人と違うからこそ武器になるんだよ、ほかの人と同じなら埋もれちゃうでしょ」と言われて。