ネットバンキングに不正アクセスし「出し子」へ指示か 被告が無罪主張 那覇地裁公判 沖縄
複数の金融機関のインターネットバンキングに不正アクセスし、虚偽の送金操作をして現金をだまし取ったとして電子計算機使用詐欺、窃盗の罪に問われている中国籍の会社経営の被告(39)の公判が2日、那覇地裁(安原和臣裁判官)で開かれた。 【写真】たった1本のLANケーブルが原因で…那覇市役所を襲った大規模なシステム障害
罪状認否で被告側は、「故意がなく共謀もなかった」として無罪を主張した。 検察側の冒頭陳述や起訴状によると、被告は2019年9月から12月にかけて、日本の銀行に不正アクセスする「中国グループ」の一員として活動。同グループが、ATMから詐取金を引き出す「出し子」役の「沖縄グループ」に不正出金を指示していたとしている。
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